AGA・薄毛

AGA・薄毛の原因はDHTだった|なぜ遺伝だけのせいにしてはいけないのかを開発者が解説します  ─ DHTがTGFβを増やして薄毛を引き起こすまでの流れ ─

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「父親がハゲているから、自分もそうなる。仕方ない。」

そう思って、対処することを諦めていませんか。

その判断、少し待ってください。遺伝がAGAに影響することは事実です。しかし「遺伝だから何もできない」は、正確ではありません。

私は中堅製薬会社でAGA治療薬の研究・開発に携わってきた人間です。遺伝のメカニズムも、薬が作用する仕組みも、開発の現場で学んできました。

その経験から言えることがあります。AGAの原因が分かれば、対処できる場所が見えてきます。

この記事では、AGAがなぜ起きるのかを、正確に、できるだけ分かりやすくお伝えします。読み終えたとき、あなたは「では自分はどうすべきか」という次の問いを持てるはずです。


AGAは「遺伝だから仕方ない」は本当か

結論から言います。遺伝はリスク因子であって、確定的な原因ではありません。

遺伝的な素因を持っている方でも、進行を遅らせること、程度を軽減することは十分に可能です。逆に言えば、早めに正しく対処した方とそうでない方では、10年後・20年後の状態が大きく変わってきます。

では遺伝は何に影響するのでしょうか。ここが重要です。

AGAの遺伝には、主に2つの経路があります。

父方から受け継ぐもの:5α還元酵素の活性 母方から受け継ぐもの:アンドロゲン受容体の感受性

「父方がハゲているから」とよく言われますが、実際には母方からの影響も同等に存在します。そして最も薄毛が進行しやすいのは、この両方を受け継いだケースです。

なぜこの2つが問題になるのか。それはAGAの本当の原因を知ると分かります。


AGAの本当の原因はDHTというホルモンだった

男性ホルモン(テストステロン)そのものが薄毛の原因、と思っている方が多いですが、これは正確ではありません。

薄毛を引き起こす直接の原因物質は、**DHT(ジヒドロテストステロン)**という物質です。

DHTはテストステロンが体内で変換されることで生まれます。この変換を行う酵素が「5α還元酵素」です。

 テストステロン
   ↓
(5α還元酵素)→ DHT

つまりこういうことです。テストステロンが多くても、5α還元酵素の活性が低ければDHTはあまり作られません。逆に5α還元酵素の活性が高い体質の方は、同じテストステロン量でもDHTが多く生成されます。

ここに「父方からの遺伝」が関係してきます。 5α還元酵素の活性の高さは遺伝的に引き継がれやすい特性です。

では生成されたDHTは、どのようにして薄毛を引き起こすのか。次のステップが、この記事で最も重要な話です。


DHTがTGFβを増やして薄毛を引き起こすまでの流れ

DHTが増えると、何が起きるのか。

DHTは頭皮の毛乳頭細胞にある「アンドロゲン受容体」と結合します。この受容体の感受性の高さが、母方からの遺伝に影響されます。

受容体の感受性が高い方はDHTの影響を受けやすく、低い方は影響を受けにくい。これが「同じ環境でもAGAになりやすい人となりにくい人がいる」理由のひとつです。

DHTがアンドロゲン受容体と結合すると、次の反応が起きます。

TGFβ(トランスフォーミング増殖因子β)が過剰に分泌されます。

TGFβは本来、体内で細胞の増殖や分化を調整する物質です。しかし毛乳頭細胞でTGFβが過剰に分泌されると、毛母細胞が正常に機能しなくなります。その結果、毛髪が十分に成長する前に抜けてしまうサイクルに入っていきます。

整理するとこうなります。

DHTが増加
 ↓
毛乳頭のアンドロゲン受容体と結合
 ↓
TGFβが過剰分泌
 ↓
毛母細胞が正常に機能しなくなる
 ↓
毛髪の成長期が短縮される
 ↓
細く短い毛が増え、薄毛が進行する

この流れを知ると、ある事実が見えてきます。

AGAには、薬が作用できる場所が複数ある。

5α還元酵素の働きを抑えてDHTの生成を減らすこともできる。アンドロゲン受容体へのDHTの結合に介入することもできる。ミノキシジルのように、毛乳頭への血流を改善し毛母細胞の環境を整えることもできる。

これがAGA治療薬が存在する根拠であり、「遺伝だから仕方ない」が正確ではない理由です。


遺伝的素因があっても、今から始める意味がある理由

ひとつ、正直な話をします。

開発の現場でニーズ調査をしていたとき、薄毛に悩む方の声を多く聞きました。そのなかに「もっと早く知っていれば」という言葉が繰り返し出てきました。

毛根は、萎縮が進みすぎると回復が難しくなります。TGFβによる毛母細胞への影響が長期間続くほど、毛包は小さくなっていきます。治療によって改善できるのは「まだ機能している毛包」に対してです。

だからこそ、遺伝的素因があると分かっているなら、むしろ早めに動くことに意味があります。

「まだそれほど気にならない」という段階の方が、選択肢は最も広い状態にあります。


まとめ

  • AGAの直接原因はテストステロンではなく、そこから変換されるDHT
  • DHTが毛乳頭のアンドロゲン受容体と結合し、TGFβを過剰分泌させることで毛母細胞の増殖が抑制される
  • 遺伝は「5α還元酵素の活性(父方)」と「アンドロゲン受容体の感受性(母方)」の2経路がある
  • 遺伝的素因はリスク因子であり、進行を遅らせること・程度を軽減することは十分に可能
  • AGAには薬が作用できる場所が複数あり、それが治療の根拠になっている

では、自分の現在の状態はどの段階にあるのか。それを知ることが次の一歩です。

まず現状を確認することから始めてみてください。多くのAGAクリニックでは無料カウンセリングを設けています。費用をかけずに、今の自分の状態を専門医に診てもらうことができます。

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【免責事項】本記事の情報は医療アドバイスではありません。実際の診断・治療については必ず医師・薬剤師にご相談ください。

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