AGA・薄毛

自分の薄毛の進行度はどの段階か。ハミルトン-ノーウッド分類で現状を確認する方法  ─ 「まだ様子を見よう」が最も危険な理由を開発者が話します ─

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「最近、薄くなってきた気がする。でもまだそこまで深刻じゃないはず。もう少し様子を見よう。」

30代のAGAで最も多いパターンが、これです。

この「様子を見よう」という判断が、実は最もリスクの高い選択になることがあります。開発者として、正直にお伝えします。

私は製薬会社でAGA治療薬の研究・開発に長いこと携わってきました。その経験から言わせてもらうと、ステージⅡで止まるケースは稀です。 放置すれば、かなりの確率でステージⅣまで進行します。

ただし、誤解してほしくないのですが、これは「怖がらせたい」ために言っているのではありません。「現状を正しく知ることが、最善の一手になる」ということを伝えたいのです。

この記事では、AGAの進行度を示す「ハミルトン-ノーウッド分類」を解説します。読み終えたとき、あなたは「では自分は今どの段階にいるのか、どうすべきか」という問いを持てるはずです。

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ハミルトン-ノーウッド分類とは何か

ハミルトン-ノーウッド分類は、AGAの進行度を示す国際的な分類基準です。ステージⅠからⅦまでの7段階で、薄毛の進行パターンを整理したものです。

1951年にハミルトンが提唱し、1975年にノーウッドが改定しました。世界中のクリニックと研究者がこの分類を使っています。

各ステージの概要は以下の通りです。

ステージⅠ:薄毛なし・正常な生え際 AGAの兆候なし。予防的な段階。

ステージⅡ:生え際がわずかに後退 こめかみ付近にわずかな後退が見られる。「気のせいかも」と思う程度。

ステージⅢ:生え際の後退が明確に 前頭部の後退がはっきりしてくる。Ⅲaは生え際の後退が中心。Ⅲvexは生え際の後退に加えて頭頂部の薄毛も同時に進行するパターン。

ステージⅣ:頭頂部の薄毛が加わる 前頭部の後退に加えて頭頂部の薄毛が進む。前後の薄毛エリアが広がる。

ステージⅤ:前後の薄毛が繋がり始める 前頭部と頭頂部の薄毛エリアの間が狭くなる。

ステージⅥ:前後が完全に繋がる 前頭部と頭頂部の薄毛エリアが一体化する。

ステージⅦ:最も進行した状態 側頭部と後頭部のみ髪が残る状態。


「自分はステージⅡくらいかな」は、おそらく正確ではない

ここで正直な話をします。

自己診断が正しくできる人は、ほとんどいません。

突き放しているように聞こえるかもしれませんが、これは事実として知っておいてほしいことです。理由は3つあります。

① 人間は自分の薄毛を過小評価する傾向がある

鏡で見る自分の頭皮と、他人から見える頭皮は全く違います。毎日同じ角度で見ているため、変化に気づきにくい。美容師や家族から「最近薄くなった?」と言われて初めて気づく方が多いのも、このためです。

② 頭頂部は自分では見えない

ハミルトン-ノーウッド分類のステージⅢv以降で重要になる「頭頂部の薄毛」は、自分では直接確認できません。スマホで撮影しても、角度や光の加減で実際より分かりにくくなります。

③ 薄毛が進む部位の順番には個人差が大きい

「M字から始まる人」「頭頂部から始まる人」「全体的に薄くなる人」など、進行パターンは人によって全く異なります。「生え際は大丈夫だからまだ早い」という判断が、頭頂部の進行を見落としている可能性があります。

だからこそ、「なんとなく自分はまだⅡくらいかな」という自己診断は、実際より楽観的になりやすい。自己診断を信じすぎることが、対処を遅らせる最大の原因のひとつです。


「様子を見よう」が危険な本当の理由

開発の現場で、ひとつのことを繰り返し実感しました。

ステージⅡで治療を始めた方と、ステージⅣまで放置してから治療を始めた方では、治療の選択肢と効果に大きな差が出ます。

なぜか。毛根の話をします。

毛根は、萎縮が進むと回復が難しくなります。ステージが上がるにつれて、毛包は小さくなり、細い軟毛しか作れない状態に変化していきます。治療薬が効果を発揮できるのは「まだ機能している毛包」に対してです。

ステージⅡで止まることは稀です。 放置すれば、かなりの確率でⅣまで進行します。

「Ⅱで止まってくれるかもしれない」という期待は、残念ながら根拠に乏しい。

一方で、良いニュースもあります。ステージⅡ〜Ⅲの段階で治療を始めた場合と、ⅣやⅤまで進行してから始めた場合を比べると、前者の方が改善の余地が大きい。気づいた30代の今が、最も選択肢が広い段階です。

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正しい進行度を知るためにすべきこと

自己診断に限界があるなら、どうすればいいか。

答えはシンプルです。専門医に診てもらうことです。

AGAクリニックでは、頭皮の状態を専門の機器で撮影・分析します。毛包の状態、密度、細毛の割合を数値で確認できます。自分では気づいていなかった進行が分かることも少なくありません。

そして重要なのはここです。薄くなる部位の順番には個人差が大きく、正しい対処法はその人のパターンによって異なります。 M字型が進んでいる方と、頭頂部O型が進んでいる方では、最適な治療の組み合わせが変わることもあります。

自分に合った対処法を選ぶためにも、まず現状を正確に把握することが出発点になります。

多くのAGAクリニックでは無料カウンセリングを設けています。診断を受けるのではなく、「今の状態を専門家に見てもらう」という感覚で大丈夫です。費用はかかりません。


まとめ

  • ハミルトン-ノーウッド分類はステージⅠ〜Ⅶの7段階でAGAの進行度を示す国際基準
  • 自己診断が正しくできる人はほとんどいない。 過小評価・頭頂部が見えない・部位の個人差の3つの理由から
  • ステージⅡで止まることは稀。放置するとⅣまで進行する確率が高い
  • 早いステージで対処するほど治療の選択肢が広く、改善の余地が大きい
  • 薄くなる部位のパターンには個人差があり、自分に合った対処法を選ぶには専門医の確認が不可欠
  • 気づいた30代の今が、最も選択肢が広い

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【免責事項】本記事の情報は医療アドバイスではありません。実際の診断・治療については必ず医師・薬剤師にご相談ください。

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